APDA アフリカ人口・開発事情視察:ガーナ
2024.11.14-15 ガーナ・アクラ11月14~15日、アジア人口・開発協会は、人口と開発に関するアフリカ議員フォーラム(FPA)役員を対象に、ガーナで人口・開発事情の視察を実施しました。ガーナは17のSDGs全ての達成に向けた進捗度において、サハラ以南アフリカ49か国中8位に位置し1、またICPD行動計画の実施にも積極的に取り組んでいることから、本事業はガーナの成功事例を学び、各国の取り組みに活かすことを目的として実施されました。FPA役員議員は、国連人口基金(UNFPA)、国家人口評議会、国家計画開発委員会、国際人口問題研究所、ガーナ家族計画協会(PPAG)、WILDAF(アフリカの法と開発における女性たち)を訪れ、情報交換や協議を行いました。特に、アフリカは、貧困、質の高い教育や医療への不十分なアクセスなどの共通の人口・開発に関する課題を抱えていることから、これらの課題に対処するため、女性や若者のエンパワーメントの強化、雇用機会の提供、食料安全保障のための農業機械化の推進などについて話し合いました。
このプログラムは、UNFPAおよび日本信託基金(JTF)の後援、国際家族計画連盟(IPPF)の協力により実施されました。
1 Sustainable Development Report 2024