2月16日、国際人口問題議員懇談会（JPFP）は、五百旗頭真（公財）ひょうご震災記念21世紀研究機構理事長を講師に迎え、黄川田仁志JPFP事務総長の進行の下、勉強会を開催しました。冒頭、上川陽子JPFP会長は、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震に触れ、被災地のニーズを把握した上で、支援を検討していきたいと挨拶を述べました。

五百旗頭氏は、「ロシアのウクライナ侵攻後の国際社会における日本の役割」と題した講演の中で、日本人の安全保障の意識が変化し、「専守防衛に限る」という人より、「反撃能力を持つべきである」という人が増えていると説明しました。そして、相手に戦争をさせないためには、日本は備えるべきものを備えながらも、対話を続けることが重要であると述べました。