APDA アラブ国会議員オンライン会議:ICPDとSDGs-若者のエンパワーメントとGBV
2022.12.15 オンライン12月15日、アジア人口・開発協会(APDA)と人口・開発に関するアラブ議員フォーラム(FAPPD)は、若者のエンパワーメントとジェンダーに基づく暴力(GBV)に焦点を当てたオンライン会議を開催しました。会議では以下の点が指摘され、国会議員の取り組みの強化を呼びかけました。
- アラブ地域の30%を占める若者を支援し、利用可能な保健サービスを提供し、誰も置き去りにしてはならない。特に若者に注視した包括的な立法が優先課題である。
- 新型コロナのパンデミックで、多くの医師や看護師が保健医療部門を離れてしまったため、この部門を支援する必要がある
- 人口・保健分野における法的な障壁を取り除き、予算配分を強化する上で、国会議員の役割は非常に重要である。
- GBVの被害者や生存者の大半が女性や少女であることは疑いないが、男性や少年もGBVに苦しむことがある。
- レバノンの事例では、71%の女性がGBVに関する知識が不足しており、コミュニティへの教育が必要である。
- ジェンダーの平等を推進し、全ての女性と少女に力を与えるために、効果的な政策と強制力のある法律を採択・強化する必要がある。