APDA 公益財団法人アジア人口・開発協会APDA 公益財団法人アジア人口・開発協会

APDA 包括的な社会経済開発を促進するための人口データの活用と国会議員の役割に関するアフリカ・アジア国会議員会議

2025.2.24 タンザニア・ダルエスサラーム

アジア人口・開発協会(APDA)は、アフリカ人口・開発議員フォーラム(FPA)並びにタンザニア人口・開発議連(TPAPD)と共に、2月24~25日にタンザニア・ダルエスサラームで、「包括的な社会経済開発を促進するための人口データの活用と国会議員の役割に関するアフリカ・アジア国会議員会議」を開催しました。本事業は、国連人口基金(UNFPA)及び日本信託基金(JTF)の後援を受け、国際家族計画連盟(IPPF)及びPathfinder Internationalの協力の下、日本政府(外務省)の「TICAD9パートナー事業」として認定され、実施されました。

開会式では、Tulia Acksonタンザニア連合共和国国会議長をはじめ、Abdul-Rashid Hassan Pelpuo FPA議長(ガーナ労働雇用大臣)、三上陽一 在タンザニア次期日本大使、Sebastian Kapufi TPAPD議長の各要人が挨拶を行い、本会議がタンザニアで開催される意義と、会議での実りある議論への期待を表明しました。また、UNFPAを代表してMark Bryan Schreiner UNFPAタンザニア事務所長が、Pathfinder Internationalを代表してLydia Salaoucou Zoungranaアフリカ代表(Joseph Komwihangiro Pathfinder Tanzaniaシニアディレクター代読)が、それぞれ国際機関と市民社会組織の立場から、国会議員の役割の重要性を強調しました。セッションでは、急速な人口増加を経済的発展につなげるために、人口ボーナスの活用、若者の教育と雇用機会への投資、女性と女児のエンパワーメント、国際人口開発会議(ICPD)アジェンダ及び人口と開発に関するアディスアベバ宣言(AADPD)の実施における立法上のギャップ(空白部分)などについて議論が行われ、最終セッションではダルエスサラーム宣言が採択されました。会議にはアフリカ・アジア16カ国から延べ70名が参加しました。

翌日の視察では、参加者はダルエスサラーム市のTemeke病院、IPPF加盟協会であるタンザニア家族計画協会(UMATI)、PathfinderのMagomeni青少年センターを訪問しました。Temeke病院では、10代の意図しない妊娠の問題と病院のサービスについて話を聞き、現場を視察しました。UMATIの青少年センターでは、担当者から、センターが若者のネットワークを支援し、ダンスや音楽の訓練を通じて収入創出の機会を提供し、エンパワーメントを促進しているとの説明を受けました。また、10代の母親へのカウンセリングやセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス(SRH)に関する教育も行っており、ピア・エデュケーター(同年代の若者)が医療専門家と協力して毎週保健に関するコースを実施しています。アフリカの国会議員らは、自国でも若者に関する同様の問題を抱えており、このセンターの取り組みは非常に良い参考になったと述べました。PathfinderのMagomeni青少年センターでは、Felister Kiatu医師(Magomeni保健センター)及びHaikel Mandari氏(Pathfinder Tanzania)らがセンターの活動について説明を行いました。当センターでは、若者がアクセスしやすい保健・SRHRサービスを提供し、性的虐待、HIV/AIDS、経済的な問題に関して、秘密厳守のカウンセリングを実施しています。また、ジェンダーに基づく暴力(GBV)の被害者への支援や、望まない妊娠をした若者へのサポート、経済的エンパワーメントのための技能訓練なども行っています。若者たちは、センターで支援を求めた個人的な経験を共有し、直面している課題について参加議員と率直な対話を行いました。


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