APDA/AFPPD 人口と開発に関する議員活動支援事業:スリランカ
2024.3.21-22 スリランカ・コロンボアジア人口・開発協会(APDA)並びに⼈⼝と開発に関するアジア議員フォーラム(AFPPD)は、国連人口基金(UNFPA)・日本信託基金(JTF)の後援、国際家族計画連盟(IPPF)の協力により、人口・開発に関する国会議員活動を推進するためのプログラムを、各国のニーズに基づいて実施しています。スリランカでは若者の自殺率が非常に高いことから、スリランカ議員の要請を受け、3月21~22日に「若者のレジリエンス(回復力)とメンタルヘルスの対応力強化」と題したワークショップを開催しました。
本ワークショップには、全国各地の大学から約40名の大学生が参加し、メンタルヘルスの問題について理解を深め、ストレスの具体的な対処法、自分自身や周りの仲間のために支援を求める方法、差別や偏見への取り組みなど、精神科医、大学教授、警察官、弁護官、コンサルタントから実践的な知識やスキルを学びました。このイニシアティブにより、国会議員、学術機関、医療従事者、司法関係者、地域組織間の連携が推進され、若者の身体的・精神的健康のためのニーズに対応した画期的な枠組みづくりにつながることが期待されています。
■Inter Press Service (IPS)
Building Resilience and Mental Health Capacity of Youth